金・土・日の３日間、コミュニティ・オーガナイジングの研修を受けました。合計25時間の長丁場、半分弱の時間がロールプレイング演習等でとっても充実していました。居眠りする暇もなしです。

パブリック・ナラティブの語りは、ＮＰＯ法人等のリーダーだけでなく企業や団体、政治家などのリーダーにとって役立つように感じます。最近読んだ楠木建著の『「好き嫌い」と経営』とも共通していて、経営者が「私」のストーリー（価値観）を語ることで、人間味がわかり親近感が湧き、周りも共感しやすくなるように思います。

特に私が関わっているヘルスケア業界は社会性のある仕事であり、そこで働く医師等の専門職は各々自律性が高く一種のコミュニティのように感じます。対職員や、地域の医療福祉関連のステークホルダーとの関係を深めるために、コミュニティ・オーガナイジングの方法論を一度体験されることをお勧めします！

今回の参加者は、主催者である生活クラブ（生協）やＮＰＯ団体のリーダーが中心で、普段個人的にお付き合いする機会がない方々から、地域が抱える問題や多様な価値観の話をお聞きすることができ、多くの示唆を得ることもできました。