オランダの在宅ケアについては仕事柄、知っておかないといけない雰囲気なので、東京財団の無料フォーラムで話を聞いてきました。

オランダはじめ外国のシステムを聞いて感じるのは、日本の医療・介護の提供体制や保険者が複雑すぎることです。

高齢者向けでも、医療療養病床と介護療養病床・老人保健施設・特別養護老人ホーム、４つの類型[介護付（一般）・介護付き（外部）・住宅型・健康型]の有料老人ホーム、グループホームにケアハウス、最近ではサービス付き高齢者住宅など、当事者である高齢者が理解できるでしょうか？

また海外の方々に日本のシステムをわかるように英訳するのは大変です。というより通じません。

日本は未曽有の高齢化社会に突入するわけですから、過去に囚われるのではなく、利用者側の発想で一度ガラガラポンしてシンプルにしたほうがよいのではないでしょうか。

なお当日の詳細は、東京財団のホームページに掲載されています。